TACの研修プログラム

TACの研修プログラム
異なるもの同士の化学反応を促進する! VUCA 時代のビジネス必須スキル!
1日7時間×1日間=計7時間
少人数からご要望に応じ、カスタマイズしてお見積りいたします。
福田 訓久(ふくだ・くにひさ)
株式会社メディア総合研究所
アメリカ先住民部族大学を日本人2人目として卒業。
帰国後、インターナショナルスクールの教員として国際教育に従事。異文化コミュニケーション、多文化共生、ファシリテーション、チームビルディング、比較文化、国際理解等の教材作成、研修開発、講師を担当。
JICA 教師海外研修では、ルワンダ、カンボジア、ブラジル等での研修も実施。年間80件ほどのワークショップ研修を行う。
1.イントロダクション(講義/グループワーク)
・Check in アクティビティ ・VUCA 時代の理解 ・ファシリテーション概論
安心安全な場をつくるためのアクティビティの後、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity (複雑性)、 Ambiguity (曖昧性)について、講義とディ
スカッションで VUCA 時代を概観します。ファシリテーションとは何か、そのスキルがどのように場を促進するのかをミニ講義と実践で体感していただきます。ファシリテーションの意義を理解することと、参加者各自がスキルを活用する場面を想像することを目指します。
2.場の理解と場づくり(講義/グループワーク)
・カルチャーマップ ・同調圧力 ・社会的手抜き ・場づくり(物理的・心理的な場のデザイン)
異なるもの同士の化学反応を促進するためには、多様な人々が参画する「場」の理解が欠かせません。ここでは、文化的背景によって異なる特徴と普遍的な集団心理について、事例や動画を通して楽しみながら気づきを得ていただきます。その上で、場の力を最大限引き出すための空間デザインと心理的な場づくりについて、体験していただきます。
3.引き出すスキル(講義/ペアワーク/グループワーク)
・スタート地点(均す、ルール、共通理解すべき要素) ・問い(問いの種類、Q=A) ・きく(傾聴、オウム返し、リフレーミング)
アイディア、意見、潜在能力を十分に引き出すためのスキルを体験しながら習得していただきます。 後からの修正が困難な「スタート地点」の重要性とその設定の仕方にはコツがあります。また、「問いこそが答え」をキーワードに、質問の種類やタイミング、良い問いや悪い問いについても考えていきます。が参考になるかもしれません。さらに、複数のアクティビティと「タモリさんま徹子」を参考に「きく」スキルについて深めていただきます。
4.収束させるスキル(講義/グループワーク)
・整理する(描く、フレームワーク活用) ・プロセスのデザイン(プロセスの種類、効果的なプログラム) ・合意形成(違いの歓迎、対立解消、論点整理)
時代・社会・文化的背景の違いを生かしながら新たな価値観を生み出すための収束スキルを習得していただきます。具体的な参画者やテーマを想定して、いくつかのフレームワークを活用したプログラムを実際に作成しながら、効果的な収束方法を考えていきます。「正解」がないからこそ「最適解」を探るファシリテーションの醍醐味を悩みながら模索することを体験していただきます。
5.ふりかえり(個人ワーク)
・学びの整理
気づき、発見、モヤモヤを出し合いながら、実践のための学びの整理をしていただきます。
※各グループワークのテーマは「新商品開発」「商談」「他部署との連携」「国際会議」等、参加者のニーズにより設定します
■グループワーク風景