新入社員や若手社員などを対象に、IT分野の教育が必要だとお考えの人事・研修担当者様に、ぜひおすすめしたいのが、情報処理技術者試験の一区分である「ITパスポート試験」の受験対策を人材育成の一つとして活用いただくことです。
ITパスポート試験(略称:iパス)は経済産業大臣が実施する国家試験であり、その学習により、全ての社会人にとって必要な「ITに関連する知識」をしっかりと身につけることができることや、CBT試験により随時受験できることもあり、年間で11万人以上の方が受験する人気の資格試験となっています。
実際に、その学習内容は経営に関するものや、今話題のセキュリティに関するものも含まれているなど、大変幅広いものになっています。会社とITについてのつながりと、ITに関する基本的な知識を得ることができますので、すべての社会人の方が職場でその知識を活かすことができます。
そういった理由から、多くの企業で「DX人材育成のはじめの一歩」として、ITパスポート試験が活用されており、各メディアでも大きく取り上げられています。それと同時に、このITパスポートの受験用として、TACのコンテンツに注目が集まっています。そこで今回は、このITパスポート試験についてご紹介させていただきます。

*試験の詳細はこちらをご覧ください ⇒ ITパスポート試験の試験内容・出題範囲
(独立行政法人 情報処理推進機構ウェブサイト)

 ITパスポート試験の学習を人材育成に用いることのメリット

 

ITパスポート試験を人材育成に用いるメリットとしては、おおまかにいえば次の4点があげられます。

 

IT関連知識のみならず企業活動、経営戦略、マーケティング、会計や法務など、ITを活用するうえで前提となる幅広い知識がバランス良く習得できる

国家試験であり、「合格」することによる達成感があることから、受講者(学習者)のモチベーションの維持がしやすい

合格(=資格取得)という、誰にも等しく明確なゴールを設定できるため、研修の目標が設定しやすい。

CBT試験(コンピューター試験)で実施されるため、受験者は都合の良いタイミングで試験を受験可能(人事担当者側で受験タイミングを調整しやすい)

ITパスポートにはすべての社会人に必須の知識がつまっています

 

今やIT技術はビジネスシーンだけでなく、日常生活においても欠かせないものとなっています。ITパスポートはITの専門知識はもちろん、経営戦略、マネジメント手法など、あらゆるビジネスシーンに関連した内容を幅広く学習することができます。
また、ITが身近になりすぎているからこそ、セキュリティ事故なども増え、社会にさまざまな影響を及ぼしている昨今、企業の教育ご担当者様は、所属社員の方々に対してしっかりとしたIT知識を身につけさせ、正しく利活用するよう導かなくてはなりません。
そのためにも、必要な基礎知識をしっかりと身につけることができるITパスポートをお勧めします

統計資料から見るITパスポート受験者の姿

 

独立行政法人 情報処理推進機構が発表した、令和2年4月~令和3年3月までのITパスポート試験の受験者の統計資料によりますと、受験者の年齢は4年制大学卒業直後が想定される22歳の受験者が全年齢の中で最多となっています。また、22歳~24歳(新卒入社~3年目)の受験者の比率が全体の約22%を占めるなど、社会人としてのファーストステップとして受験が推奨されることが見て取れます。
また、意外に思われるかもしれませんが、ITパスポート試験の受験者の勤務先はIT企業ばかりではなく、むしろ他の業種が多いことがわかります。
また、担当業務についても、システム・IT系の業務以外を担当する方の受験が多くなっています。

 

■受験者の勤務先
受験者の勤務先データ

独立行政法人 情報処理推進機構発表の『情報処理技術者試験統計資料 令和3年3月度 ITパスポート試験』
「勤務先別 一覧表」 より抜粋して作成

 

■受験者の業務
受験者の業務データ

独立行政法人 情報処理推進機構発表の『情報処理技術者試験統計資料 令和3年3月度 ITパスポート試験』
「業務別 一覧表」 より抜粋して作成

ITパスポートの学習コンテンツはTACにお任せください

 

人材育成において、ITパスポート試験の受験対策を組み込む際に、自信をもってお勧めするのが、TACのコンテンツの利用です。
TACでは「資格の学校」として1985年より情報処理試験の受験指導を開始しました。今日までに積み重ねられたノウハウと、良質のコンテンツにより、人材育成のシチュエーションに対応した「ITパスポート受験対策」のプログラムを展開しております。
オンラインによる研修(講義)はもちろんのこと、通信講座や受験対策のための教材の販売など、貴社のニーズに合わせてコンテンツをご提供いたします。

集合研修(オンライン形式・対面形式)

TACのITパスポート試験対策研修では、資格の学校TAC 情報処理講座で人気の講師が、IT初心者でも理解しやすいオリジナルテキストと、長年蓄積された合格ノウハウ満載のカリキュラムを使って指導していきます。

特にオンラインでの研修実施の際には、双方向性を意識した『適切な緊張感を持ったオンライン研修』を展開するとともに、グループワークを入れて発表の場を持たせ、受講者のカメラはできる限りONにし、研修中のリアクションなどもフィードバックするといった様々な講師側のテクニックにより、研修効果を高めています。
オンライン研修をリアルの場での研修に近づけるとともに、オンラインならではの機能や特性を活かすことで、「最良のオンライン研修」を構築しています

 

*TACのオンライン研修についてはこちらをご覧ください ⇒ TACのオンライン研修のご案内
*安全対策を十分に講じたうえでの対面形式での実施も可能です。

通信教育

ITパスポート試験の合格を目指すベーシックコースとして、学習用テキストや演習用の問題集、またWebテストなどをセットにした、リーズナブルな通信教育講座をご用意しています。

 

■教材構成
◇テキスト(1冊)
◇試験対策問題集(1冊)
◇本試験問題集(2冊)
◇実力テスト(3回)
◇Webテスト(100問×3セット)

教材販売

長年の受験指導によって蓄積された、合格するためのノウハウが反映されたTACの教材を販売いたします。ITパスポート試験で問われる知識を網羅したテキストのほか、試験対策用問題集や本試験問題集など、学習期間や用途に応じてご選択いただけるようになっており、そのシステマチックな構成も魅力です。

 

■販売教材
◇IP試験対策テキスト:B5サイズ・2色刷
◇IP試験対策問題集:B5サイズ
◇IP本試験問題集:B5サイズ

 

*教材販売の詳細につきましては、お問い合わせください。


 

TACはお客様企業それぞれの課題ニーズに即したプログラムをカスタムメイドすることで、幅広い業界・業種のお客様より高い評価を頂戴しております。お客様企業が持つ人材育成における目標を、専任スタッフがしっかりと汲み取り、さまざまなニーズの人材育成のすべてを「ワンストップ」でお引き受けし、効果的に、かつ安全・安心に提供することで、お客様企業の継続的な成長を支援いたします。

 

ITパスポート試験の学習は「DX人材育成のはじめの一歩」として最適なものだといえます。
ITパスポート試験の受験対策を貴社の人材育成に組み込む際に、お悩みのことなどがございましたら、お気軽に下記「Contact us(お問い合わせ)」のフォームをご利用いただくか、お電話にてお問い合わせください。