ビジネスの各現場の様々なシチュエーションでデータドリブンを
実現するための人材育成のベストツール


DXが急速に進展する中、従来の勘や経験に頼ったプロセスではなく、組織がそれぞれ持つビッグデータを活用し、客観的なデータ分析によるファクトに基づいて意思決定や課題解決を行う「データドリブン」へのシフトが迫られています。 ポストコロナを企業が強くしなやかに生き抜くためにも、様々な意思決定や課題解決の場面においてデータドリブンを実現しなければなりません。そのためにも、データを分析し活用するスキルを持つ人材を、外部の専門家や組織内の専門部門に頼るだけでなく、日常のビジネスの現場部門にしっかりと配置していく必要があります。
そんな人材を育成するためのツールとして注目を集めているのが、「データを使う」という実務能力を測ることができる「データ分析実務スキル検定(CBAS)」です。
TACではいち早く、この「データ分析実務スキル検定(CBAS)」に注目し、組織の力を底上げするコースをご提供しております。

データ分析実務スキル検定(CBAS)とは?

データ分析実務スキル検定(CBAS/シーバス)とは、データサイエンティストから見て、ビジネス側の担当者として知っておくべきデータサイエンスの基礎知識を確認する試験です。

 

特に注目すべきは、この検定試験が「実務に直結した能力を測る」ことに重点をおいている点です。実際の試験でも、単なる知識を問うだけでなく、Excel操作を伴う問題が出題されるなど、実際の現場のシチュエーションを意識し、データを処理して分析するまでの「実務能力」が問われることもあり、多くの企業がこの検定試験を人材育成のツールとして取り入れているのです。

 

また2022年9月に試験制度が変更となり、シチズン・データサイエンティスト※1の役割を持つ「シチズン級(Citizen)級」が新設されるとともに、ビジネストランスレーター※2の役割を持つ従来の試験である「プロジェクトマネージャー級(PM級)」とあわせて、2段階のレベルで実施される試験となったことも、大きなポイントになるといえます。
「シチズン級」の新登場で、これを足掛かりにして「プロジェクトマネージャー級」を目指すなど、ステップを踏む形での学習が可能となり、より受験しやすくなったため、今後の注目度はさらに高まることでしょう。

 

※1 シチズン・データサイエンティスト:データ分析の専門職ではないが、業務の中でExcelなどを使ってデータ分析を行う人材のこと
例)営業企画部門でエリアやチャネルの分析を行っている人材/マーケティング部門で顧客分析を行っている人材/人事部門で従業員アンケートを行っている人材/管理会計で需要予測を行っている人材
※2 ビジネストランスレーター:データ・AI活用を実現するためのデータ分析プロジェクトにおいて、ビジネス側の担当者として、データサイエンティスト/データエンジニアなど専門家との橋渡しを行う人材

 

各試験の対象者のイメージ>

 

■CBAS シチズン・データサイエンティスト級(Citizen級)
自らデータ分析を行う上で必要となる分析思考、Excelを使ったデータハンドリング・可視化をスムーズに実施できるスキルを有していることを証明します。データハンドリングから分析までをExcelを駆使して行うビジネスパーソン向けの試験です。

 

 

 

■CBAS プロジェクトマネージャー級(PM級)
データ分析プロジェクトでビジネストランスレーターとしてデータサイエンティストやエンジニアとコミュニケーションするうえでの基礎知識を有していることを証明します。ビジネスに関する基礎的な知識や分析的思考を有する、組織的にデータ活用を推進する方向けの試験です。

 

データ分析実務スキル検定(CBAS)試験の特長

【試験の特徴】
・ビジネスパーソンが最低限知っておくべきデータサイエンスの知識が問われる
・実際のデータ分析プロジェクトの流れに沿って必要な知識が整理され作問されている
・企業でデータ分析に携わる実務家でシラバス作成と問題監修を行っている
・試験にはシチズン・データサイエンティストの役割を持つシチズン級(Citizen級)とビジネストランスレーターの役割を持つプロジェクトマネージャー級(PM級)がある

 

【試験の実施要領】

種別 CBAS シチズン・データサイエンティスト級(Citizen級) [NEW] CBAS プロジェクトマネージャー級(PM級)
形式  コンピューター上で実施するCBT形式
問題数  20問(多肢選択式)※Excel操作を伴う問題が14問出題  60問(多肢選択式)※Excel操作を伴う問題が5問出題
時間  80分  90分
合格ライン  70点以上(予定)  97点満点で64点以上
受検会場  全国のオデッセイコミュニケーションズCBTテストセンター
受検料金  8,800円(税込)  11,000円(税込)

 

★試験についての詳細はこちら ⇒ CBAS データ分析実務スキル検定事務局のページ(外部リンク)

TAC が提案する教育プログラム

TACでは、データドリブンを実現する人材育成教育として、株式会社データミックスとのパートナーシップに基づきご提供しています。

 

■ データ分析実務スキル検定(CBAS) 対策講座 基礎編

・ビジネスパーソンに最低限知っておくべき、実務で使えるデータ分析の知識が身につく
・プログラミングを使わずにExcel だけでデータの可視化や統計学の手法について学べる
CBAS シチズン・データサイエンティスト級(Citizen級)の試験範囲を一通り学習することができる

 

 ⇒ コースの詳細はこちら

 

■データ分析実務スキル検定(CBAS) 対策講座 応用編

・データ分析プロジェクトにおいてビジネス側とデータサイエンティスト・データエンジニア側との「橋渡し」を行うことができるスキルが身につく
・ Python、R、SQLを使いながら機械学習と統計学について学べる
基礎編とあわせて学習することでCBAS プロジェクトマネージャー級(PM級)の試験範囲を一通り学習することができる

 

 ⇒ コースの詳細はこちら

Special動画で検定試験と対策講座をご説明します

データ分析実務スキル検定(CBAS)の試験を含む概要と、TACの試験対策講座について、動画でわかりやすくまとめました。11分とコンパクトにまとまっておりますので、ぜひご視聴ください。

 

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