TACヒューマンスキル無料体験セミナー「今、職場に必要不可欠なヒューマンスキル」の第四弾、『ハイブリット時代の一流のおもてなし営業術』を2022年7月12日に開催いたしました。

自社のブランド価値を現場から高める、顧客に愛され信頼を勝ち取る営業術を解説した無料セミナーの開催レポートをお届けします。

 

 

セミナー開催レポート

 
今回のセミナーは、4つのテーマを軸に行われました。

 

1、リアルとオンラインの違い
2、マスク越しでも聞き返されない声とは
3、おもてなしとは
4、品格アップの立ち居振る舞い

 


 
1、リアルとオンラインの違い

 

冒頭、吉田先生の自己紹介がありました。
企業研修やセミナーなどで、様々なクライアントに「話す・伝える・表現する」指導を行っている吉田先生は、社会に出たときに必要な力とは、人に応援してもらう力、愛される力であり、そのためには自分の想いをしっかり「伝える」ことが大事だと語ります。

そのためには、どのようなコミュニケーション方法が大切なのでしょうか。

 

吉田先生は、コロナ禍によって急速に進んだオンライン営業のメリットを挙げ、ニューノーマル時代には、リアルでの営業にこだわらず、〝リアル×オンライン〟の双方を使い分け、ハイブリット型の営業スタイルで営業プロセスの最大化を図り、顧客を満足させる戦術が有効であると語ります。

 

吉田先生は、オンライン営業が上手く行かない人の特徴として


・見た目と声のセルフブランディングに無知
・おもてなしマインドが欠落
・リアルとオンラインの相違に工夫がない

 

という三つを挙げ、資格と聴覚で最大限に印象をアップして商談に挑むための、見た目と声のセルフブランディング方法や、オンライン商談の際に気をつけるポイントなどについてお話になりました。
また、リアルとオンラインの相違について、衣服の着こなしや姿勢などの非言語的要素が十分に活用できないオンライン営業で顧客から好印象を得るためには、言葉遣いや声のトーンが重要であると語り、オンラインで好印象を与える話し方のポイントなどをお話しになりました。

 


 
2、マスク越しでも聞き返されない声とは

 

 

続いて、テーマはオンライン営業において大切な、声のトーンや話し方に移ります。
吉田先生は、デューク大学が行った「上質な声は年収に比例する」という調査を紹介され、
人は声でも他人をジャッジし、聞く価値のある話か否かを判断しているとお話しされました。
吉田先生は、好印象を与える美声を出すためのテクニックとして、発声練習方法や、明るいトーンの声を出すために大切な笑顔を作るエクササイズ、マスクを着用していても眼だけで相手に伝わる笑顔の作り方や声のアンチエイジング方法、第一声で相手を魅了するための方法などについてお話しになりました。

 


 
3、おもてなしとは

 

続いて、吉田先生は顧客に愛され信頼を勝ち取る営業術に大切な「おもてなし」の心とは何か、についてお話しになりました。
おもてなしには、「モノを持って成し遂げる」「表裏なし」という二つの意味があり、相手に対して表裏の無い心で、察し・思いやる気持ちを持って対応するという、マナーやホスピタリティの上位に位置する、日本特有の最上級の心配りであると吉田先生は語ります。

 

 


 
4、品格アップの立ち居振る舞い

 

続いて吉田先生は、品格がアップする立ち居振る舞いについてお話しになりました。
吉田先生は、人は会話相手の言語と非言語的要素が一致しない場合、非言語的要素の印象を優先するため、品格をよく見せるには、まず姿勢を正すことが大事なポイントであると語ります。また、品格がアップする言葉遣いとして、ビジネスで使用頻度の高い言葉をいくつか例にとり、品格が良いとクライアントに思っていただける言い換え方をご紹介されました。

最後に、吉田先生は本セミナーでお話しされた好印象を与えるポイントについて、継続することが〝おもてなし営業術〟への近道であるとお話になり、セミナーは終了となりました。

 

 

欠席された方に当日の模様をご紹介(動画配信)

 

セミナーにお申込みいただき、当日ご都合によりご視聴できなかった方につきましては、下記の動画視聴画面に、別途お送りしたパスワードをご入力いただくことで、レコーディングした映像をご覧いただくことができます。


 
 
 

講演者のご紹介


 

—略歴を教えてください。

 

大学在学中からの展示会ナレーターコンパニオンとしての活動を経て、式典、ブライダル司会、その後接遇、コミュニケーション、ボイストレーニングの研修講師として全国で活動しています。

著者には「ハイクラスな人の気配りの習慣」「ハイクラスな人のコミュニケーションのルール」があります。

 

—普段どのような研修をされているかを教えてください。

 

・経営者向けセルフブランディング術
・新入社員研修
・病院、クリニック向け、おもてなし研修
・女性社員向けまた会いたい人になる印象術

などの研修を行っております。

 

—研修をされる際に大切にしていることを教えてください。

 

講師がファシリテーターとして参加者の発言バランスを均等化し、参加者自らが「気づきを得る」ことで改善へと行動する、即実践可能な参加型の研修です。
受講がゴールではなく、研修後のコミットで行動を促すことを大切にしております。
 
 

—これまでのご実績(導入実績、導入後の変化)をお聞かせください。

 

大手保険会社様では、「オンライン面談の質を向上させる7ルール」の研修後、時間が節約でき、接触頻度を上げやすいオンラインに慣れ、コロナ禍に関わらず、ご契約が倍増したとの声を多数いただいております。
研修を導入いただいた病院では、おもてなしの本質を自ら考えることで、スタッフの自己肯定感が上がりホスピタリティ以上の自発的な心配りが統一でき、患者様の良い口コミからご紹介の連鎖が激増したとのお声をいただいております。

 

—研修で期待できる効果をお聞かせください。

 

人事・教育のご担当者様が定義する理想像までのギャップマネジメントを研修にて埋めることが可能です。
研修を受講することで社員のおもてなしマインドとモチベーションが向上し、思考のクセをプラスに変換することで他者理解から帰属意識が高まり離職率の低下も期待できます。