【セミナー申込者限定】
セミナーにお申込みいただき、収録動画をご希望された方は、下記の動画視聴画面に、別途お送りしたパスワードをご入力いただくことで、レコーディングした映像をご覧いただくことができます。
社員が仕事にモチベーションを持ってもらうにはどうすればいいか・・・・・
離職の理由を知りたいけれど、どうやって聞けばいいのか・・・・・
実は、それらの答えは普段のコミュニケーションにあります。
特に若手社員に対しては、自分より経験が浅いと思い込み、アドバイスなどの一方的な指導に偏りがちです。重要なのは相手の話を聞くこと。先輩の知恵は大切ですが、まずは相手の経験や知識を引き出すことから始めると違う景色が見えてきます。
今回は、途上国の援助の現場で現地の方とのコミュニケーション手法としてメタファシリテーションを生み出し、現在も国際協力支援の場で活用している認定NPO法人ムラのミライより、コンサルティングやメタファシリテーションの指導や普及活動を行っている松浦 史典氏をお招きしました。
メタファシリテーションがどのようにして職場のコミュニケーションに応用されているか、その具体的な手法と効果について掘り下げてお話しいただきます。国際協力の現場で培われたこの手法を、日常の職場環境でも活用することで、より実のあるコミュニケーションが期待されます。
「なぜ」「どうして」などの考えを聞く質問は、回答者が忖度やその場の取り繕いを無意識にしてしまうことがあります。
ムラのミライでは、事実質問(「なぜ」「どうして」を使わず事実のみを選択的に聞く質問)によって相手のメタ認知を促し、内発的動機付けによる当事者の課題解決を促すメタファシリテーションというコミュニケーション技法を用いた極力提案をしない相手主体の伴走支援を実現してきました。事実を聞く質問をすることで、相手も気づいていない、相手の状況や課題を表現する手助けをすることができます。当セミナーでは、具体的な事例を交えながら、『思い込み質問』というキーワードを使って対話方法をお伝えします。
※メタファシリテーションとは:事実質問のみで質問をし、対話相手が自分の状況を客観的に把握し、自らの経験から問題解決のヒントを得るプロセスを促す手法です。この手法を用いることで、コミュニケーションの歪みや誤解を最小限に抑え、効果的な対話を可能にします。
松浦 史典( まつうら ふみのり) 講師
●プロフィール
名古屋市出身。高校卒業後に渡米し、オレゴン州の大学を卒業し帰国。国際協力の道を志し、インドでの研修中にメタファシリテーション®︎に出会う。
途上国にて住民主体の支援事業に駐在員として関わりスキルを磨いてきた。2015年より講師として活動を開始。海外でのコミュニケーションスキルを国内の組織内でも応用すべく、研修事業の企画・運営に携わる。自らも組織の外部1on1や伴走支援者として、メタファシリテーションを軸としたコンサルティングに従事することで職場内の手法を体系化してきた。また、金城学院大学で非常勤講師を務め、課題解決における効果的な問いかけ方法としてこの手法を教えている。