【開催レポート】
管理職が知っておきたい若手社員指導の
ポイント

TACヒューマンスキル無料体験セミナー「今、職場に必要不可欠なヒューマンスキル」の第二弾、『管理職が知っておきたい若手社員指導のポイント』を、2022年6月2日に開催いたしました。 今どきの若手社員の本音や有効なコミュニケーション手法、部下指導における重要なポイントなどを解説した無料セミナーの開催レポートをお届けします。 |
セミナー開催レポート今回のセミナーは、4つのテーマを軸に行われました。
1、データと生の声で見る今どきの若手社員 |
1、データと生の声で見る今どきの若手社員
冒頭、井上先生の簡単な自己紹介のあと、井上先生より参加者の方に
『大卒新卒入社後3年以内の離職率は20年前に比べて10ポイント以上上がっている マルか?バツか?』
という質問が投げかけられました。参加者の方からはチャットで解答が寄せられました。
井上先生は冒頭の質問の解答と、「大学新卒者の3年以内離職率の推移」「今の大学生の企業選び基準」などのデータ、そして井上先生が代表を務める株式会社カイラボで発行している、新卒入社後3年以内で退職した方へのインタビューをまとめた【早期離職白書】の生の声を元に、Z世代の若手社員の特徴と傾向や、データから見えてきた早期離職の三大要因についてご説明されました。 |
2、若手社員とのコミュニケーションの原則
続いて、井上先生は若手社員とのコミュニケーションの原則として、「仕事の目的、理由、背景」の説明や、若手とのコミュニケーションの事前準備として、社内のマネジメントの判断基準(社内ルール)を明確にすることが大切であると語ります。 |
3、オンラインでのコミュニケーションの注意点
続いてお話はコロナ禍で急速に浸透したオンラインでの部下指導の注意点に移ります。
・感情情報の伝わりにくさ
その後一旦休憩時間を挟み、参加者の方にチャットでここまでの感想を募りました。 |
4、部下指導における3つのキーワード
井上先生は、セミナーのまとめとして部下指導における3つのキーワード
・心理的安全性
についてお話され、まとめとして、「最近の若者はすぐ辞める」というバイアスをかけるのではなく、管理職の在り方を見直し、仕事の目的、理由、背景が若手社員に説明できているか、そして管理職自身が若手社員に対して説得力のある、尊敬できる人物であるかという、部下一人ひとりと真剣に向き合うことの大切さをお話しになりました。
最後に質疑応答と感想を共有する時間を設け、セミナーは終了となりました。 |
欠席された方に当日の模様をご紹介(動画配信)
セミナーにお申込みいただき、当日ご都合によりご視聴できなかった方につきましては、下記の動画視聴画面に、別途お送りしたパスワードをご入力いただくことで、レコーディングした映像をご覧いただくことができます。 |
講演者のご紹介
—略歴を教えてください。
大学卒業後、コンサルティング会社、フリーター生活、専門商社、社会人教育系ベンチャー企業を経て2012年に株式会社カイラボを設立。新卒入社後3年以内に退職した若者100人のインタビューをまとめた『早期離職白書』を発行し、企業向けの早期離職防止コンサルティングを開始しました。 現在は大企業から中小企業まで幅広い企業の人材コンサルティングを行っております。
—普段どのような研修をされているかを教えてください。 管理職およびOJT担当者を中心に「人材の定着と成長の両立」を実現するためのスキル研修を中心に提供しております。 内容はスキルだけにとどまらず、管理職としてのマインドセット、ビジネスパーソンとしてのあり方にも及びます。
—研修をされる際に大切にしていることを教えてください。
研修終了後に具体的な行動変容が見られなければ研修は失敗です。 行動変容を起こすためには「やり方がわかる」「失敗することへの恐怖を克服する」「やってみたいと思える」の3つが重要です。 研修の中ではこの3つが満たされるよう、講義、ワーク、問いかけを行っております。
—これまでのご実績(導入実績、導入後の変化)をお聞かせください。
大手建材メーカーS社 OJT担当者研修 5年連続リピート受注(継続中) 大手化学メーカーN社 人材教育担当研修 3年連続リピート受注(継続中) 日本コカ・コーラ メンタルケア(セルフケア、ラインケア)研修 青森県主催 人材確保セミナー 日本生産性本部主催 若手社員の離職防止セミナー
その他実績多数
—研修で期待できる効果をお聞かせください。
受講者の指導スキルはもちろん、管理職やOJT担当者としてのマインドセット、不安や不満の軽減を実現いたします。 |