Example 01

ビジネスパーソンとして決算書が読める知識を身につける

財務会計研修
鉄道会社様のケース

概要

・ 実施時期
─ 年2回(春・秋)
・ 業種
─ 運輸業
・ 対象
─ 各40名
職種問わず公募型(初学者)

研修の目的

ビジネスパーソンとして、決算書(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)から、どのようなことが読み取れるかを習得する。またビジネスを理解しながら、会社の数字の動きを想像する力を身につける。

研修期間

・ プログラム日数
─ 1日間
・ 研修時間
─ 7時間

カリキュラム

1日

  1. 1.イントロダクション

    1. ①会計が果たす役割
    2. ②簿記知識を活かして決算書を読む
    3. ③主な財務諸表の種類
  2. 2.損益計算書の読み方

    1. ①損益計算書のフォームの理解
    2. ②売上高~売上総利益(業種による違い、季節的変動を読む)
    3. ③売上高~営業利益(時系列で読む)
    4. ④売上高~経常利益(営業外項目の代表例,営業利益との乖離は何か)
    5. ⑤当期純利益(特別項目の代表例,読み解きの留意点)

    ポイント1

  3. 3.貸借対照表の読み方

    1. ①資産・負債・純資産の関係
    2. ②流動・固定分類(短期安全性)
    3. ③払込資本と留保利益、BSとPLの繋がり、固定比率、D/Eレシオ
    4. ④業種によって異なる財務諸表~ケース・スタディ~

    ポイント2

  4. 4.キャッシュフロー計算書の読み方

    1. ①貸借対照表との関係
    2. ②営業・投資・財務活動CFの読み方~ケース・スタディ~
  5. 5.連結財務諸表

    1. ①連結財務諸表とは? 連結のイメージを理解する
    2. ②連単倍率
  6. 6.損益シミュレーション(CVP分析)

    1. ①戦略会計とは・変動費と固定費
    2. ②売上10%ダウンは何を意味するのか?
    3. ③売上10%アップと利益の関係
    4. ④限界利益と固定費による日次決算・30分でできるPL計画の手順
    5. ⑤数値計画策定のポイント(事例を含めて解説)

ポイント1

ニュース(新聞記事)を用いて、会計を身近なものとして捉えながら学びます。

ポイント2

クイズやケーススタディを用いて常に考えながら習得

お客様のニーズ
決算書が読める程度の基本的な会計知識を身につけてほしい。
簿記は入社時に研修をしているが、ブランクがあるため初学者からの内容にしてほしい。
損益計画策定の助けになるセッションを入れてほしい。
一方的な講義ではなく、双方向でお願いしたい。
実務家の講師にお願いしたい。
TACの提案
  • ◎実務経験、講義経験ともに豊富なプロフェッショナルの講師が担当
  • ◎会計初心者でも楽しく受講できるように、身近な企業の事例を用いる
  • ◎クイズやワークをちりばめて、双方向型の研修
研修講師からのコメント
みなさんの知っている企業の新聞記事やケース、実際の自社や他社の財務諸表を用いて、ニュースと企業の業績がどのように結びついているのか。ビジネスモデルの違いなどを理解しながら、今まで会計に馴染みのない方でも、企業の数字に興味を持つように進めていきます。貸借対照表や損益計算書のほかにキャッシュフロー計算書、連結財務諸表、決算書分析とボリュームはありますが、ワークを取り入れ、理解を確認しながら身につけていただきます。
受講者の声
Aさん
1日があっという間だった。講義のほかにケースやクイズで考えるため理解が深まった。ケースと新聞記事もリンクしており、出来事から決算書の数字へのインパクトを理解できたことが良かった。
Bさん
財務分野には直接関係していない業務であり、受講前は心配していたが、先生が非常にわかりやすく、財務諸表から企業の実態を読み取るポイントが掴めたと思う。